アクシス:ボールド・アズ・ラヴ
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 01:37 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動『アクシス:ボールド・アズ・ラヴ』 | ||||
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ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1967年5月-10月 ロンドン | |||
ジャンル | サイケデリック・ロック ブルースロック ハードロック |
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時間 | ||||
レーベル | オリジナル盤![]() ![]() リイシュー盤 エクスペリエンス・ヘンドリックス MCA(初盤) レガシー/コロムビア(再発) |
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プロデュース | チャス・チャンドラー | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス アルバム 年表 | ||||
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『アクシス:ボールド・アズ・ラヴ』(Axis: Bold As Love)は、ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスが1967年に発表した2作目のスタジオ・アルバム。
『ローリング・ストーン』誌が大規模なアンケートで選んだ『オールタイム・グレイテスト・アルバム』に於いて、83位にランクイン[1]。
解説
前作『アー・ユー・エクスペリエンスト?』に比べてメロディアスな楽曲が増えたという評価がある。ジミの代表的なバラード「リトル・ウィング」を収録。その一方で、冒頭の「放送局EXP」や、ギター・ソロでフェイザーを使用した「ボールド・アズ・ラヴ」等、実験的な音作りも行われている。制作スタッフは、フェイザーを導入するに当たって、この機器を先行して用いていたスモール・フェイセスの楽曲「イチクー・パーク」を参考にしたという話が伝わっている[2]。ジミは、本作のレコーディング・セッションで、色の名前を言うことで音のイメージを伝えたという[3]。
収録曲は、ライブでも演奏された。「スパニッシュ・キャッスル・マジック」は、ウッドストック・フェスティバルやワイト島音楽祭等で演奏されている。「リトル・ウィング」は、1969年2月24日のロイヤル・アルバート・ホール公演、サンフランシスコ・ウィンターランドの録音が残されている。「明日まで待って」「リトル・ミス・ラヴァー」は、BBCでのライブ音源が残されている。
アルバム完成直後に第1面のマスターテープを紛失したと言われており、一晩で作り直された。
オリジナル版は、モノとステレオの2種が同時発売された。モノ・ミックス盤は、2000年に米Classic Recordsからヴィニール盤のみで再発売された。 1970年の英国廉価再発盤「Backtrack 11」でステレオの別ミックス版が使われ、欧州・日本盤CD初版に使われたものも同様。1991年のリマスター再発以降、オリジナル・ステレオ・ミックスが使われている。
収録曲
「シーズ・ソー・ファイン」のみノエル・レディング作、他はジミ・ヘンドリックス作。
- Side 1
- 放送局EXP - EXP
- 空より高く - Up from the Skies
- スパニッシュ・キャッスル・マジック - Spanish Castle Magic
- 明日まで待って - Wait Until Tomorrow
- エイント・ノー・テリング - Ain't No Telling
- リトル・ウィング - Little Wing
- もしも もしも - If 6 Was 9
- Side 2
- フローティング - You Got Me Floatin'
- 砂のお城 - Castles Made of Sand
- シーズ・ソー・ファイン - She's So Fine
- 雨を望めば - One Rainy Wish
- 可愛い恋人 - Little Miss Lover
- ボールド・アズ・ラヴ - Bold as Love
DVDボーナストラック
- ボールド・アズ・ラヴ
- リトル・ウィング
- スパニッシュ・キャッスル・マジック
- 砂のお城
- もしも もしも
参加ミュージシャン
ゲスト・ミュージシャン
- ロイ・ウッド - バック・ボーカル(B1)
- トレヴァー・バートン - バック・ボーカル(B1)
カヴァー
リトル・ウイングのカヴァー
- デレク・アンド・ザ・ドミノス『いとしのレイラ』(1970年)
- スティング『ナッシング・ライク・ザ・サン』(1987年)
- タック&パティ『ラヴ・ウォーリアーズ』(1989年)-「キャッスルズ・メイド・オブ・サンド」とのメドレーにアレンジ
- スティーヴィー・レイ・ヴォーン『ザ・スカイ・イズ・クライング』(1991年)- 未発表音源集
- ポール・ロジャース『シングズ・ジミ・ヘンドリックス・ライヴ』(1993年)
- ザ・コアーズ『トーク・オン・コーナーズ』(1997年)
- ウリ・ジョン・ロート『レジェンズ・オブ・ロック~ライヴ・アット・キャッスル・ドニントン』(2002年)- 2001年録音
- 松本孝弘『華』(2002年)
その他
- ギル・エヴァンスによるトリビュート・アルバム『プレイズ・ジミ・ヘンドリックス』(1974年)には、「空より高く」と「砂のお城」のカヴァー収録。
- 「スパニッシュ・キャッスル・マジック」は、イングヴェイ・マルムスティーンのライブで度々演奏され、カヴァー・アルバム『インスピレーション』(1996年)にも収録。
- 「明日まで待って」は、カエターノ・ヴェローゾ&ジルベルト・ジルのコラボレーション・アルバム『トロピカリア2』(1993年)で取り上げられた。
- 「もしも もしも」は、トッド・ラングレン『誓いの明日』(1976年)にカヴァー収録。
- 「砂のお城」は、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのライブで演奏された。その時の音源は、コンピレーション・アルバム『アウト・イン・LA』に収録された後、『母乳』(1989年)の2003年リマスターCDにボーナス・トラックとして追加される。
- 「雨を望めば」は、ブライアン・メイ『アナザー・ワールド』(1998年)でカヴァーされた。
- 「ボールド・アズ・ラヴ」は、ジョン・メイヤーの『コンティニュアム』(2006年)にカヴァー収録。
脚注
- ^ 500 Greatest Albums of All Time: The Jimi Hendrix Experience, 'Axis: Bold as Love' | Rolling Stone
- ^ 『ストレンジ・デイズ』第51号(有限会社ストレンジ・デイズ、2003年12月、雑誌05301-12)p.34
- ^ 1997年リマスターCDの英文ライナーノーツ(Jym Fahley)参照
「Axis: Bold as Love」の例文・使い方・用例・文例
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- as may be の文法解釈を教えてください。
- クリスマスは Xmas と略す.
- 様態の副詞 《well, carefully, fast, so, how など》.
- 子音はしばしばあとに続く子音に同化される 《ads‐ が ass‐ になるなど》.
- 気をつけの姿勢で立つ (⇔stand at ease).
- ビザンチン教会, 東方正教会 《the Orthodox (Eastern) Church の別称》.
- 原因を示す接続詞 《because, as など》.
- 不動産的動産 《土地の定期賃借権 (leasehold) など》.
- 《主に米国で用いられる》 連邦最高裁判所 《chief justice (長官) 1 人と associate justice (判事) 8 人》.
- 《主に英国で用いられる》 (棒型)懐中電灯 (《主に米国で用いられる》 flashlight).
- 建国の父 《G. Washington のこと》.
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