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ムソルグスキー:村にて

英語表記/番号出版情報
ムソルグスキー村にてAu village作曲年: 1880頃年 

作品解説

2007年11月 執筆者: 齊藤 紀子

 ムソルグスキー41歳の時(1880年)に作曲されたと考えられている。この作品は、サンクト・ペテルブスルクの雑誌新報』に掲載されている。そして、ムソルグスキー友人にあたる俳優I. F. ゴルボノフの舞台活動25年祝して彼に捧げられている。
 4分の4拍子のこの曲の冒頭には、「ラルゲットと共に、「幻想曲民謡風に」と併記されている。この曲の構成としては、明記されてはいないものの、ある種変奏曲の形をとっている。まず、8小節主要なテーマ提示される。その前半は単旋律提示され後半から左手添えられている。続いて、このテーマそのものには手を加えることなく、4声体のコラール風に再度提示される。そして、その次にもう一度提示される際には、テーマ休符取り除かれているが、主要なライン変わらないまた、3声体で扱われているものの、低音オクターヴ重ねられ内声重音響かせるため、テクスチュア逆に厚めとなっている。ここでは、メーノ・モッソ・グランディオーソとなり、テーマには「マルカート・イル・カント」の指示が、低音には「イル・バッソ・ベン・マルカート」の指示なされている。そして、ここに続く部分からテーマにも手が加えられ始める。また、拍子もこれ以後4分の2拍子変化する。まず、アッレグレット・スケルツォーソ・ノン・トロッポ・アレグロで左右の手交互に弾く8分音符による1本のライン右手の見の1本のライン交互に現れる続いて、ア・テンポ・ノン・アジタート(アッラ・ジンガーラ)となり、2拍目を強調しながら、テーマに基づく3声を主体とした部分置かれている。そのようにして、テーマ手法変えながら3回ほど提示した後、曲を締めくくる



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