Atherinopsidae 科
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/05/25 00:20 UTC 版)
「トウゴロウイワシ目」の記事における「Atherinopsidae 科」の解説
アテリノプス科(Atherinopsidae)は2亜科11属108種。南北アメリカ大陸の沿岸海域・汽水域および淡水域に分布する。トウゴロウイワシ目の中でいわゆる新世界に生息する魚類は、本科を除けばナミノハナ科などごく一部に過ぎない。ほとんどの種類は体長15cmほどだが、太平洋東部に住む一部の種類は1mを超える。 背鰭は2基で互いに離れており、胸鰭の位置は高い。体は半透明であることが多く、銀色の縦縞をもつ。蝶形骨および前上顎骨の形態にトウゴロウイワシ亜目とは異なる特徴があり、本科および本亜目設置の根拠とされている。 アテリノプシス亜科(Atherinopsinae)6属34種。太平洋東部からブラジル南部の沿岸、淡水域に分布。オドンテステス属のペヘレイ(ラプラタトウゴロウ)は食用とされる。アテリノプス属 Atherinops アテリノプシス属 Atherinopsis バシリクチス属 Basilichthys コルピクチス属 Colpichthys レウレステス属 Leuresthes オドンテステス属 Odontesthes 属 メニディア亜科(Menidiinae)5属74種。メキシコから中央アメリカにかけて分布する熱帯性の淡水魚を多く含む。アテリネラ属 Atherinella 属 ラビデステス属 Labidesthes 属 メラノリヌス属 Melanorhinus 属 メンブラス属 Membras 属 メニディア属 Menidia 属
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