Asia Netcom
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/29 05:16 UTC 版)
「Pacnet」の記事における「Asia Netcom」の解説
1999年にグローバル・クロッシング、マイクロソフト、ソフトバンクによって設立されたアジア・グローバル・クロッシングは、アジアの主要市場を接続するため20億米ドル(約2,000億円)をかけてケーブルシステム、East Asia Crossing(EAC)を構築した。2001年にニューヨーク証券取引所に上場する前の2000年までアジア・グローバル・クロッシングはナスダックに上場した。 ドットコム・クラッシュに続き、アジア・グローバル・クロッシングは2002年に会社更生法適用を申請、その後、ニューヨーク証券取引所での上場が廃止された。事業の継続に必要な追加資金を調達するために、同社は、中国網通(チャイナネットコム)、ニュー ブリッジ キャピタル、ソフトバンク アジア インフラストラクチャー・ファンド主導のコンソーシアムに1.2億米ドル(約120億円)で資産を売却しアジア・ネットコムを設立した。 2003年後半に、中国網通(チャイナネットコム)はアジア・ネットコムの持分100%を取得、完全子会社とし(中国網通の一部として)2004年にニューヨーク証券取引所および香港証券取引所に株式上場した。 2006年に、中国網通(チャイナネットコム)は4 億 200 万米ドル(約420億円)でアジア・ネットコムを株式会社コネクトホールディングス(現・ジー・スリーホールディングス)、アシュモア投資管理有限公司、スピネーカー キャピタル株式会社、クリアウォーター・キャピタル・パートナーズに売却した。 2007年には、アジア・ネットコムのEACは株式会社コネクト ホールディングスが所有する海底ケーブルネットワークC2C と統合し、EAC- C2C という36800 kmの海底ケーブルネットワークを形成した。
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