アーカイバル‐ディスク【Archival Disc】
読み方:あーかいばるでぃすく
光ディスクの規格の一。平成26年(2014)、ソニーとパナソニックがブルーレイディスクの次世代規格として仕様を策定。温度・湿度変化の影響を受けにくく、データの長期保存に向く。両面3層構造を採用し、記憶容量は300ギガバイト。将来的にさらなる大容量化を目指す。AD。
エー‐ディー【AD】
読み方:えーでぃー
《Archival Disc》⇒アーカイバルディスク
Archival Disc
別名:AD
Archival Discとは、ソニーとパナソニックが共同開発した追記型光ディスクの規格である。2014年3月に正式発表された。
Archival Discが想定する主な用途は、業務上のデータの長期保存である。温度や湿度によるメディアの変化が少なく、塵や水などによる影響も少ないという。また、フォーマットの互換性が保証されているため、フォーマットが世代を経てもデータが読み出せなくなる懸念がない。
Archival Discの1枚あたり記憶容量は、最初の段階で300ギガバイト(GB)とされている。ちなみに4層Blu-ray Disc(BDXL)は128GBである。将来的には500GB、1テラバイト(TB)のArchival Discも登場する計画であるという。
2014年3月の発表時点のロードマップでは、2015年夏以降のArchival Discの製品投入が目指されている。
参照リンク
業務用次世代光ディスク規格Archival Disc(アーカイバル・ディスク)を策定 - ソニー、パナソニック プレスリリース 2014年3月10日
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