アンティティラ
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| アンティティラ | |
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キーウにて "Sun" ツアーのファイナル
(2017年5月25日) |
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| 基本情報 | |
| 出身地 | |
| ジャンル | ポップ・ロック |
| 活動期間 | 2007年 - |
| 公式サイト | www |
| メンバー | タラス・トポリア セルヒイ・ヴシク ドミトロ・ジョルド ミハイロ・チルコ ドミトロ・ヴォドヴォゾフ |
アンティティラ(ウクライナ語:Антитіла、英語:Antytila)は、2007年にウクライナのキーウで結成された、5人組ポップ・ロックバンドである。
バンドのレパートリーには、ウクライナ語、英語、ロシア語の楽曲が含まれている。
概要
アンティティラのリーダーは、タラス・トポリア[1]。
タラス・トポリアは、ウクライナのゼレンスキー大統領に対する青年評議会のスポークスパーソンでもある [2]。
ゼレンスキーは大統領になる前の2018年、アンティティラのミュージック・ビデオのひとつである「Lego」に出演している [3]。
アンティティラは、イギリスのシンガーソングライターのエド・シーランとのコラボレーション曲「2step」や、アイルランドのロックバンド・U2との共演などを通じて、その音楽活動でウクライナの現状や平和への願いを世界に発信している。
また、ボランティア活動や、チャリティー活動も続けている [4]。
メンバー
- タラス・トポリア(ボーカル、ウクライナ語:Тарас Тополя、英語:TARAS TOPOLIA)
- セルヒイ・ヴシク(キーボード、ウクライナ語:Сергій Вусик、英語:SERHII VUSYK)
- ドミトロ・ジョルド(ギター、ウクライナ語:Дмитро Жолудь、英語:DMYTRO ZHOLUD)
- ミハイロ・チルコ(ベース、ウクライナ語:Михайло Чирко、英語:MYKHAILO CHYRKO)
- ドミトロ・ヴォドヴォゾフ(ドラム、ウクライナ語:Дмитро Водовозов、英語:DMYTRO VODOVOZOV)
最初の「チャンス」
2007年春、アンティティラはテレビ番組「Chance」に「I Will Not Forget the First Night」という楽曲で出場した。 この番組で、ヒット曲のカバーではなく、オリジナル曲を披露した唯一の出場者だった [5]。
アンティティラは優勝こそ逃したが「I Will Not Forget the First Night」は、公式サイトから多数ダウンロードされた[6]。 この曲はいくつかのラジオ局でも放送された。
アルバム『MLNL』
2022年2月25日、ロシアのウクライナ侵攻の後、ニューアルバム『MLNL』のリリース予定であった日に、アンティティラのメンバーはウクライナ領土防衛隊への入隊をファンに知らせるビデオメッセージを収録し、アルバム『MLNL』を無料公開した。メンバーの言葉を借りれば、彼らは楽器を武器に変えたのだ [7]。
「今日、私たちはウクライナを守るため、楽器を武器に変え、ウクライナ軍に加わりました。そして、私たちの愛する支援者の皆様、夫と子供たちを待つ女性の皆様、未来の世代の皆様へ。ぜひ聴いて、ダウンロードしてください。そして、伝え、共に団結してください。団結の中にこそ、力と勝利があります。今、他のことは何であれ、どうでもいいのです。」
『スタンド・バイ・ウクライナ』
2022年5月8日、キーウを訪れたアイルランドのロックバンド・U2のボノとギタリストのジ・エッジが市民の防空壕として使われている地下鉄の駅でサプライズ・パフォーマンスを行った。
ボノとジ・エッジは、有名曲「プライド」や「ウォーク・オン」の歌詞をウクライナに当てはめたアレンジで披露したほか、「ワン」「ウィズ・オア・ウィズアウト・ユー」などを演奏 [8]。
U2 ボノ
「今晩、5月8日、銃声がウクライナの空に響くだろう。でもあなた達は最後には解放される。奴らは命を奪えてもプライドは奪えはしない」
そして、アンティティラと共演し、ベン・E・キングの名曲「スタンド・バイ・ミー」の歌詞を、『スタンド・バイ・ウクライナ(ウクライナを支えて)』に変えて歌った [9]。
『バフムート要塞(Фортеця Бахмут)』
2023年2月10日、ロシアによる本格的な侵攻開始後初めて、アンティティラは新曲『バフムート要塞(Фортеця Бахмут)』を披露した。
この曲のミュージック・ビデオは、2023年1月にウクライナのバフムートの最前線で撮影された。
ビデオには、戦闘任務遂行中のバフムート近郊の敵目標に対する砲兵や、演出のない実際の作業、第45独立砲兵旅団・第59榴弾砲大隊の活動、そして強力なM777砲で実際の敵目標を攻撃する様子が映っている。部隊が歌詞の引用文を記した砲弾を敵に向けて発射し、まさに『バフムート要塞(Фортеця Бахмут)』の歌詞で敵を破壊するというものである [10]。
ビデオの主人公たちは俳優ではなく、実在の人物である。第45独立砲兵旅団の兵士たちだ。特別なキャスティングの無い実在の部隊であり、それは戦闘任務を遂行しながらだった。
「飾り付けもメイクも一切なく、すべてがありのままです。燃料、油、火薬、霜、荒れた顔、そして怒り」
と、タラス・トポリアは語る [11]。
この曲には、アコースティック・バージョンのミュージック・ビデオも用意されている。
第241独立領土防衛旅団・第130独立領土防衛大隊の戦死した戦友を偲んで、盾(ウクライナの国章 )の上に立ち、盾と共に歩むすべての人々に捧げられた。アンティティラが所属していた第4中隊の軍人が英雄として登場している。アンティティラは戦死した英雄の子供たちを、必要であれば成人するまで、そしてそれ以降も支援することを決定した [12]。
クリミア半島でのコンサート
2023年4月27日、アンティティラはクリミア半島のヤルタにあるアヴァンガルド・スタジアムでコンサートを開催すると発表した。
この発表の翌日、ロシアのプロパガンダやメディアは、予定されていたコンサートについて記事で取り上げた。すると、アンティティラの公式サイトとチケット販売業者はDoS攻撃を受けた。アンティティラのメンバーのアカウントは、あらゆる手段を使って侵害されようとした。
コンサート自体は延期されたが、アンティティラの声明によるとコンサートのチケット販売は継続しており、クリミア半島の占領解除後に開催される予定だ [5]。
ゲームのサウンドトラック
2023年5月25日には、ドイツのコンピュータゲーム開発会社Rockodile GamesとフィンランドのLesser Evil Publishing共同制作のコンピュータゲーム「Death from Above」のサウンドトラックをリリースした。
この曲はアンティティラのこれまでの作品とは異なり、バンドのレパートリーの中で最もヘビーとなるであろう楽曲である。ゲームの緊迫感を表現し、リスナーを戦闘と危険に満ちた世界へと誘う。
このゲームでは、プレイヤーはウクライナのドローン操縦士を操作できる。
収益の70%がウクライナ軍への支援に充てられる。
「すべてのプレイヤーが、興味深いゲームプレイ、迫力のあるサウンドトラック、そしてウクライナ軍勝利への支援という善行の完璧な組み合わせを体験できると確信しています」
とタラス・トポリアは語る [13]。
ディスコグラフィ
- 『Будувуду』Buduvudu(2008年12月17日)
- 『Вибирай』Vybyray(2011年12月22日)
- 『Над полюсами』Nad polyusamy(2013年11月29日)
- 『Все красиво』Vse krasyvo(2015年12月17日)
- 『Сонце』Sonce(2016年12月15日)
- 『HELLO』 (2019年4月17日)
- 『MLNL』 (2022年2月25日)
出典
- ^ “ABOUT”. Офіційний сайт гурту ANTYTILA (Антитіла). 2025年12月26日閲覧。
- ^ “https://x.com/TarasTopolia”. Xプロフィール. 2025年12月26日閲覧。
- ^ “Антитіла - Lego / Official Video”. YouTube. 2025年12月26日閲覧。
- ^ “Culture vs War. ANTYTILA: From The Stage To The Front.”. UATV English. 2025年12月26日閲覧。
- ^ a b “ТАРАС ТОПОЛЯ "АНТИТІЛА": співпраця з ГУР, російські ліберали та погрози сім'ї”. МУЗ_ТРЕНД. 2025年12月28日閲覧。
- ^ “Гурт «Антитіла»”. Офіційний сайт гурту ANTYTILA (Антитіла). 2026年1月5日閲覧。
- ^ “25 лютого 2022 року Допис користувача Antytila / Антитіла”. 2025年12月26日閲覧。
- ^ “「プライドは奪えはしない」U2のボノ、キーウの地下鉄でライブ ”. TBS NEWS DIG. 2025年12月27日閲覧。
- ^ “U2のボノさんとジ・エッジさん、キーウの地下鉄駅でウクライナ歌手と”. BBC NEWS JAPAN. 2025年12月27日閲覧。
- ^ “"Антитіла" випустили кліп, знятий прямо на передовій у Бахмуті”. TELEGRAF. 2025年12月26日閲覧。
- ^ “Антитіла - Фортеця Бахмут / Official video”. 『バフムート要塞(Фортеця Бахмут)』. 2025年12月26日閲覧。
- ^ “Антитіла - Фортеця Бахмут / Acoustic Official video”. アコースティック・バージョン. 2025年12月26日閲覧。
- ^ “ANTYTILA - Death From Above / Original Game Soundtrack”. YouTube. 2026年1月10日閲覧。
外部リンク
- Офіційний сайт гурту ANTYTILA (Антитіла) - 英語版公式サイト
- Antytila / Антитіла (antytilaofficial) - Facebook
- antytila_official (@antytila_official) - Instagram
- Antytila (@antytila_offic) - X
- АНТИТІЛА - YouTubeチャンネル
- アンティティラのページへのリンク