ATMの防犯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 16:50 UTC 版)
初代型より、ATMの内部に格納されている現金を機器の強奪や破壊によって取り出した場合、内部で緑色の「防盗インク」がほとんどの紙幣に染みついて汚損される仕組みが装備されている。犯罪発生時に逃走者に付着させたカラーボールの塗料と同様に、警察による捜査で流出経路を判定する際に有利となる特徴がある。 実例として、2006年(平成18年)12月7日に栃木県市貝町のセブン-イレブンで、重機を用いてATM機器が強奪される事件が発生したが、紙幣にインクが付着している事が公表されると、各地でその紙幣が発見された事が通報され、被疑者の逮捕につながった(事件以前は、防犯上の問題があるとして、この仕様は公表されていなかった)。
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