AOE軽歩兵師団改編と冷戦後体制
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「第25歩兵師団 (アメリカ軍)」の記事における「AOE軽歩兵師団改編と冷戦後体制」の解説
1985年、第25歩兵師団は、軽歩兵師団に改編された。これは、1983年にウィッカム陸軍参謀総長が発表したAOE軽歩兵師団の構想に則ったものであり、重装備の放棄のかわりに直接支援砲兵と航空兵力が強化された。改編は1986年10月1日に完了し、師団は軽歩兵師団と改名された。 師団は湾岸戦争には参加しなかったが、4/27大隊のA, B, C中隊から1個ずつ抽出された小銃小隊がサウジアラビア王国に派遣されて、前方指揮所の警備にあたった。これらの部隊は損害を出すことなく、1991年3月20日にハワイに帰還した。 1995年、陸軍全体の体制縮小に対応し、師団の第1旅団は予備部隊に改編され、アメリカ本土に後方配置されることとなった。
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