A2号墳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/25 01:53 UTC 版)
阿尾島田A2号墳は、A1号墳の後円部背後(西側)に所在する古墳。2004-2005年度(平成16-17年度)に発掘調査が実施されている。 墳形は長方形で、東西13.0メートル・南北10.0メートル、高さ1.75メートルを測る。阿尾島田古墳群では唯一の方墳となる。墳丘に段築は認められない。また葺石・埴輪・供献土器も認められていない。主体部は未盗掘の木棺直葬(割竹形木棺または舟形木棺と推定)の1基で、墳丘主軸と平行して構築される。副葬品は認められていないが、木棺底面で赤色顔料が検出されている。以上より、築造時期はA1号墳と近い古墳時代前期頃と推定される。
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