7400、7410系
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/02 06:05 UTC 版)
「シマノ・デュラエース」の記事における「7400、7410系」の解説
「ニューデュラエース」との通称を持つ。デュラエースAXとは異なり、シフトレバー側にインデックス機構を採用した。当初は「子供のおもちゃ」と揶揄されていたSIS(シマノインデックスシステム)だが、利便性の高さから大ヒットし、すぐにヨーロッパのプロ選手も使うようになるなどベストセラーとなった。 当初リア6段変速だったが、数回マイナーチェンジが行われ1987年に7段、1989年に8段と変更された。1991年にはそれまでのコンポーネント概念を超え、STI(シマノトータルインテグレーション)が取り入れられ、世界初の「デュアルコントロールレバー」として、ブレーキと変速の両方を手元でコントロールするブレーキレバーが導入された。後にはビッグマイナーチェンジも実行され、7410系として発売された。それまでのエッジの立った平面的なデザインだったクランクは曲面的な細身のデザインに変更された。このデザインは7700系に受け継がれている。ちなみに、7410の型番が与えられたのはクランクのFC-7410とフロントディレイラーのFD-7410、ヘッドパーツのHP-7410、シートポストのSP-7410のみ(他はST-7400、RD-7402、BR-7403などのまま)。
※この「7400、7410系」の解説は、「シマノ・デュラエース」の解説の一部です。
「7400、7410系」を含む「シマノ・デュラエース」の記事については、「シマノ・デュラエース」の概要を参照ください。
- 7400、7410系のページへのリンク