50,000ウォン紙幣の発行
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 03:39 UTC 版)
「大韓民国ウォン」の記事における「50,000ウォン紙幣の発行」の解説
長らく最高額紙幣が10,000ウォン(2009年当時の為替レートで約800円・8USドル程度の価値)であったため、決済時に不便をもたらしていた。このため国民の間では、自己宛手票(チャギアプスピョ)略して手票(スピョ・日本語で小切手)やクレジットカードの使用頻度が高い。デノミネーション論 や高額紙幣発行論がしばしば取りざたされていたが、「インフレーション圧力になる」との批判が根強く、具体化に至っていなかった。 しかしながら、自己宛手票流通に掛かるコストや、偽造小切手問題から、2006年初頭より、韓国政府は100,000ウォン札を発行する方針で具体的な検討に入り、2007年5月2日、韓国銀行が2009年上半期を目処に100,000ウォンと50,000ウォン紙幣を発行する事を正式発表し、50,000ウォン紙幣は、予定通り2009年6月23日に発行された。
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