5扉車の4扉化及び編成組替
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「京王6000系電車」の記事における「5扉車の4扉化及び編成組替」の解説
登場時から座席数が少ないことが問題視されていたことに加え、長編成化などにより混雑が緩和されてきたこと、乗車扉位置の異なる車両の運用に苦情もあったことなどから、これら問題の解決を目的に5扉車のうち2編成が4扉に改造された。 両端の扉を存置してその他側面部を全面的に改造、中央扉を撤去し、その両側の扉を移設して4扉とした。改造にあたっては車体が歪まないよう片側ずつ施工されたと言われている。種別と行先表示装置は他の4扉車同様車体中央に移設された。戸袋窓は引き続き設けられず、採光確保のため窓が増設され、京王線用車両として初の固定窓となった。 当初は他の5両編成と共通に運用されたが、この2本だけが5両編成となったのちはこの2編成を連結した10両編成として運用された。5扉で残った2編成は6両編成と4両編成に組み替えられ、それぞれ相模原線と動物園線の区間運用に使用された。デハ6072にはパンタグラフが設置された。 4扉改造された編成 ← 新宿 京王八王子・高尾山口・橋本 → 竣工時期 形式クハ6700 デハ6000 デハ6050 デハ6000 クハ6750 区分Tc1 M1 M2 M1 Tc2 車両番号67236724 60236024 60736074 61236124 67736774 2000年3月2000年1月 搭載機器CP CON・PT CPSIV 110 CON・PT SIV 110 自重28.9 t 38.8 t 37.8 t 38.8 t 30.6 t 定員148 158 158 158 148 6両編成 ← 調布 橋本 → 竣工時期 形式クハ6700 デハ6000 デハ6050 デハ6000 デハ6000 クハ6750 区分Tc1 M1 M2 M1 M1 Tc2 車両番号6721 6021 6071 6121 6122 6771 2000年8月 4両編成 ← 多摩動物公園 高幡不動 → 竣工時期 形式クハ6700 デハ6000 デハ6050 クハ6750 区分Tc1 M1 M2 Mc2 車両番号6722 6022 6072 6772 2000年8月
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