41100 - クーペ・ナポレオン
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「ブガッティ・タイプ41」の記事における「41100 - クーペ・ナポレオン」の解説
1号車のシャーシーナンバーは41100で、現在はクーペ・ナポレオンの名称で知られている。 エットーレ・ブガッティが個人的に使用し、晩年に至るまで彼の愛車となった。1963年に財政難で売却を余儀なくされるまで、エルメノンヴィル(フランス語版)のシャトーでブガッティ家が所有していた。 その後、ブガッティのコレクターであるフリッツ・シュランプフ(フランス語版)の手に渡った。 最初はパッカードのボディを載せていたが、パリのコーチビルダーであるウェイマン(フランス語版)によって2ドアフィクスドヘッドクーペに改造された。1930年もしくは1931年にエットーレ・ブガッティがパリからアルザスへの帰路で居眠り運転による衝突事故を起こした後、大規模な修繕が必要になったためウェイマンのボディは交換された。 様々な段階で他のボディも装着された。 シュランプフ兄弟がジョン・シェイクスピアから譲り受けた41131と並んで、ミュルーズの国立自動車博物館(フランス語版)に所蔵されている。
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