プーランク:3つの無窮動
| 英語表記/番号 | 出版情報 | |
|---|---|---|
| プーランク:3つの無窮動 | Mouvements perpétuels | 作曲年: 1918年 出版年: 1919年 初版出版地/出版社: Chester |
| 楽章・曲名 | 演奏時間 | 譜例 |
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|---|---|---|---|
| 1 | 第1番 Assez modere | 1分30秒 | No Image |
| 2 | 第2番 Tres modere | 1分30秒 | No Image |
| 3 | 第3番 Alerte | 2分30秒 | No Image |
作品解説
1918年、兵役中に作曲された初期のピアノ曲。献呈は友人である美術家のヴァランタン・グロス。翌年、師であるピアニストのリカルド・ヴィニェスによって初演され、大成功を収めた。
作品は次の3つの曲から成り、組曲のような作品となっている。どれもタイトルの「無窮動(常動曲)」にふさわしく、常に動きを止めず、どこまでも続き得る曲である。
アッセ・モデレ:「モデレ」とは「モデラート(中庸の速さ)」、「アッセ」は「十分に、きわめて」の意。伴奏部分に休みなく続く音型をもち、やや忙しないが、明るい旋律による楽しい雰囲気の曲である。
トレ・モデレ:「トレ」は「非常に、多く」の意。1曲目よりもゆったりしたテンポで、迷路に迷い込んだかのような不安を呼び起こす曲である。
アレルト:「活き活きと」の意。快活な冒頭が特徴的に何度も戻ってくる。
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