20600形(前期形) → ナロネ20100形
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20600形は、1921年(大正10年)に鉄道省の大井、大宮、鷹取、小倉の各工場で28両(ロネ20600 - ロネ20627)が製造された二等寝台車。1928年10月1日に施行された車両称号規程改正では、ナロネ20100形(ナロネ20100 - ナロネ20127)となった。寝台は2段のツーリスト形で、定員は座席時30人、寝台時20人、喫煙室3人である。窓配置はD122222211Dで、寝台部分の幕板には上段寝台用の小窓が設けられている。自重は29.14t - 30.65t。台車は大正6年度基本形である。ナハユ25300形に2両、オハユニ25400形に12両、オハニ25800形に6両、オニ26500形に2両、オニ26750形に5両が改造されたほか、1両が鋼体化改造の種車となっている。
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20600形(後期形) → ナロネ20100形
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20600形は、1924年に鉄道省の大井工場で10両(ロネ20640 - ロネ20649)が製造された二等寝台車。1928年10月1日に施行された車両称号規程改正では、ナロネ20100形(ナロネ20130 - ナロネ20139)となった。1921年製の前期形と同一の構造であるが、窓が上昇式となったことで幕板の寝台用小窓がなくなったのが特徴である。自重は27.92t。1両が廃車となり、ナハ23960形に6両、ナハユ25300形に1両が改造されたほか、2両が鋼体化改造の種車となっている。
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