2025年の文学
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/25 08:15 UTC 版)
2025年の文学(2025ねんのぶんがく)では、2025年の世界の文学に関する出来事について記述する。
2024年の文学 - 2025年の文学 - 2026年の文学
受賞
- 全世界、全ての言語
- ノーベル文学賞 - 10月9日、ハンガリーのクラスナホルカイ・ラースローが授与されることが発表された。授賞理由として、「終末的な恐怖のただ中にあって、芸術の力を再確認させる、説得力と先見性のある作品群」が評価された[1]。
- ヨーロッパ
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- 英語圏
- フランス語圏
- ゴンクール賞 - 5月7日に発表され、ガエル・オクタビア(Gaël Octavia)の『Mathilde T.の異質さ』(原題 : L'étrangeté de Mathilde T.)が受賞。
- スペイン語圏
- セルバンテス賞 - 受賞者は年末に発表され、翌2026年4月23日に授与式が行われる。
- 台湾
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- 日本国内
- 児童文学賞
- 国際アンデルセン賞作家賞 - 隔年で授与されており、翌2026年国際アンデルセン賞の候補者(作家とイラストレーターの組み合わせなど44(組あるいは人)が、ボローニャ児童書フェア開催中の本年3月31日に、国際児童図書評議会(IBBY)から公表された[5]。2026年1月に最終候補者(ショートリスト)が公表され、2026年3月に受賞者が発表され、2026年8月に授与式が行われる。
日本国内の出来事
- 1月15日 - 第172回芥川龍之介賞・直木三十五賞(2024年度下半期)選考会が行われ、芥川賞に安堂ホセの『DTOPIA(デートピア)』(文藝秋号)と、鈴木結生の 『ゲーテはすべてを言った』(小説トリッパー秋号) 直木賞に伊与原新の『藍を継ぐ海』(新潮社)を選出・受賞[6]。
- 4月9日 - 第22回本屋大賞が発表され、阿部暁子の『カフネ』(講談社)が受賞。[7]
- 7月16日 - 第173回芥川龍之介賞・直木三十五賞(2025年度上半期)選考会が行われたが、芥川賞、直木賞共に該当者なしになった。芥川賞、直木賞共に該当者なしは第118回(1997年上半期)以来28年ぶり。[4]
- 川上弘美の「大きな鳥にさらわれないよう」の英訳版「Under the Eye of the Big Bird」(アサ・ヨネダ訳)が国際ブッカー賞の最終候補6作品に入った[8]ものの、受賞はならなかった[9]。
脚注
- ^ “ノーベル文学賞にクラスナホルカイ・ラースローさん、ハンガリー人作家では2人目”. BBCニュース. 英国放送協会 (2025年10月10日). 2025年10月25日閲覧。
- ^ “Judging Booker Prize is agony, says Sarah Jessica Parker” (英語). www.bbc.com. 英国放送協会 (2025年9月24日). 2025年10月25日閲覧。
- ^ “The Booker Prize 2025”. The Booker Prize(公式サイト). 2025年6月12日閲覧。
- ^ a b c 「芥川賞・直木賞ともに該当作なしは史上6回目」『AbemaTIMES』株式会社株式会社AbemaTV、2025年7月16日。2025年7月16日閲覧。
- ^ “IBBY Announces Candidates for the 2026 Hans Christian Andersen Award”. IBBY. 2025年6月12日閲覧。
- ^ “芥川賞は2人選出 安堂ホセさん&鈴木結生さん 直木賞は伊与原新さん”. Sponichi Annex. (2025年1月15日) 2025年1月15日閲覧。
- ^ “「大きな贈り物、報いたい」 本屋大賞に阿部さん「カフネ」”. 朝日新聞デジタル. (2025年4月10日) 2025年4月10日閲覧。
- ^ “川上弘美さん、国際ブッカー賞の最終候補入り 「大きな鳥ー」英訳版:朝日新聞”. 朝日新聞. 朝日新聞社 (2025年4月8日). 2025年10月25日閲覧。
- ^ Inc, Nikkei (2025年5月21日). “国際ブッカー賞、川上弘美さんは受賞ならず”. 日本経済新聞. 日本経済新聞社. 2025年10月25日閲覧。
関連項目
- 2025年の文学のページへのリンク

 
                             
                    





