阿部暁子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/06 21:02 UTC 版)
阿部 暁子(あべ あきこ)は、日本の小説家。岩手県花巻市出身、県内在住。2008年に『いつまでも』(刊行時『屋上ボーイズ』に改題)で第17回ロマン大賞を受賞し[1]、コバルト文庫からデビューする。
受賞歴
- 2008年 - cobalt短編小説新人賞 『陸の魚』[2]
- 2008年 - 第17回ロマン大賞 『いつまでも』[1]
- 2020年 - 『本の雑誌』が選ぶ2020年度文庫ベストテン:第1位『パラスター』[3]
- 2024年 - 第8回未来屋小説大賞『カフネ』[4]。
- 2025年 - 第22回本屋大賞『カフネ』[5]
作品リスト
単行本・文庫本
- 屋上ボーイズ(2008年 コバルト文庫、挿絵:カズアキ)
- 室町少年草子 獅子と暗躍の皇子(2009年 コバルト文庫、挿絵:サマミヤアカザ)
- 戦国恋歌 眠れる覇王(2010年 コバルト文庫、挿絵:明治キメラ)
- ストロボ・エッジ(2010年9月 - 2011年4月 コバルト文庫、全4巻、原作・挿絵:咲坂伊緒)
- ストロボ・エッジ(2010年9月)
- ストロボ・エッジ 消せない想い(2010年12月)
- ストロボ・エッジ 告えない想い(2011年2月)
- ストロボ・エッジ つながる想い(2011年4月)
- アオハライド(2011年12月 - 2015年6月 コバルト文庫、全6巻、原作・挿絵:咲坂伊緒)
- 鎌倉香房メモリーズ(2015年2月 - 2017年3月 集英社オレンジ文庫、全5巻、表紙絵:げみ)
- どこよりも遠い場所にいる君へ(2017年10月 集英社オレンジ文庫、表紙絵:syo5)
- また君と出会う未来のために(2018年10月 集英社オレンジ文庫、表紙絵:syo5)
- 室町繚乱 義満と世阿弥と吉野の姫君(2018年1月 集英社文庫)
- パラ・スター(2020年 集英社文庫、全2巻)
- パラ・スター〈Side 百花〉(2020年2月)
- パラ・スター〈Side 宝良〉(2020年3月)
- 実写映画ノベライズ 思い、思われ、ふり、ふられ(2020年6月 集英社オレンジ文庫)
- 金環日蝕(2022年10月 東京創元社 / 2025年3月 創元推理文庫)
- カラフル(2024年2月 集英社)
- カフネ(2024年5月 講談社)
アンソロジー
「」内が阿部暁子の作品。
- とっておきのおやつ。5つのおやつアンソロジー(2018年9月 集英社オレンジ文庫、表紙絵:イシヤマアズサ)「たぬきとキツネと恋のたい焼き」
雑誌掲載作品
- エッセイ
脚注
- ^ a b “2020年 特別企画 『パラ・スター〈Side 百花〉』『パラ・スター〈Side 宝良〉』 著者 阿部暁子さんインタビュー”. bunko.shueisha.co.jp. 集英社. 2022年8月21日閲覧。
- ^ “阿部暁子 | 著者プロフィール | 集英社オレンジ文庫”. 集英社 オレンジ文庫. 2022年8月21日閲覧。
- ^ "発表!本の雑誌が選ぶ2020年度文庫ベストテンの第1位は『パラスター』に決定!."WEB本の雑誌(2020年12月8日). 2025年6月15日閲覧。
- ^ "第8回未来屋小説大賞は、阿部暁子さんの『カフネ』に決定!."PR TIMES(2024年12月24日). 2025年6月15日閲覧。
- ^ “2025年本屋大賞『カフネ』決定のお知らせ”. 本屋大賞 (2025年4月9日). 2025年4月9日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 阿部暁子 (@abeakiko_4031) - X(旧Twitter)
- 阿部暁子のページへのリンク