2021年 ATP杯・デビスカップ初優勝 マスターズ2度の準優勝 東京五輪金メダル 世界5位
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 15:00 UTC 版)
「アンドレイ・ルブレフ」の記事における「2021年 ATP杯・デビスカップ初優勝 マスターズ2度の準優勝 東京五輪金メダル 世界5位」の解説
2021年はATPカップで全勝し、ロシアの優勝に大きく貢献した。 全豪オープンではすべてストレート勝利で8強入りしたが、準々決勝で同胞のダニール・メドベージェフに敗れた。続くABNアムロ世界テニス・トーナメントでマートン・フチョビッチを下して優勝し、ATP500レベルでは4大会連続優勝となった。カタール・エクソンモービル・オープンのダブルスに同胞のアスラン・カラツェフ(英語版)と組んで出場し、2勝目をあげた。ドバイ・テニス選手権ではATP500大会での連勝記録を歴代2位となる23まで伸ばしたが、準決勝でカラツェフに敗れ、記録はストップした。マイアミ・オープンではマリン・チリッチ、セバスチャン・コルダらをストレート勝ちでベスト4入り。準決勝でホベルト・ホルカシュに敗れた。 クレーシーズンではモンテカルロ・マスターズでは準々決勝でラファエル・ナダル、準決勝でキャスパー・ルードらを下してマスターズ1000初の決勝進出。決勝ではステファノス・チチパスに敗れ、準優勝に留まったが、4月19日付のランキングで自己最高の7位に到達した。ローマ・マスターズではベスト8入り。全仏オープンでは第7シードとして出場したが、1回戦でヤン=レナード・ストルフにフルセットの末敗退した。 芝シーズンになり、初戦のハレ・オープンで決勝進出。しかし、決勝ではウゴ・アンベールに敗れて準優勝。ウィンブルドンでは第5シードとして出場。3回戦でファビオ・フォニーニを破り、4回戦ではマートン・フチョビッチにフルセットで敗れた。1年遅れで開催された東京2020オリンピックではロシアオリンピック委員会として出場。シングルスは1回戦で錦織圭に敗れたが、アナスタシア・パブリュチェンコワとペアを組んだ混合ダブルスでは、決勝で同胞のアスラン・カラツェフ/エレーナ・ベスニナ組を破り、金メダル獲得。この勝利について、「国を代表して獲得した金メダルに勝るものはない。」と振り返っている。 ナショナル・バンク・オープンは2回戦でジョン・イズナーに敗れたが、その後のウエスタン・アンド・サザン・オープンではマリン・チリッチ、ガエル・モンフィス、ブノワ・ペール、ダニール・メドベージェフを破り、今季2度のマスターズ1000決勝進出。決勝ではアレクサンダー・ズベレフに敗れて惜しくも準優勝。全米オープンでは第5シードとして出場。3回戦でフランシス・ティアフォにフルセットで敗退。2年ぶりに開催されたレーバーカップでは欧州選抜として出場。出場したシングルス1試合とダブルス2試合すべてに勝ち、欧州代表の勝利に貢献した。BNPパリバ・オープンはダブルスで準優勝。その後は勢いが落ち、ATPファイナルズも1勝2敗でRR敗退に終わった。それでも年末のデビスカップでは、単複で計7戦6勝の活躍でロシアの優勝に貢献。
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