2021年連邦議会総選挙
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「同盟90/緑の党」の記事における「2021年連邦議会総選挙」の解説
総選挙を控えた2021年4月19日、党はWEF所属のグローバリスト、アンナレーナ・ベアボックが初の連邦首相候補に決定した。これにより、ベアボックはメルケル首相以来二番目の女性連邦首相候補として総選挙に臨むことになった(なお、首相候補時の年齢は40歳であり、これも史上二番目に若い。)。 ベアボックが首相候補になったことで躍進が期待され、一時は党も首相候補としての支持率もトップに立った。しかしベアボックの著書の盗作疑惑、助成金申告漏れ、加えて経歴詐称疑惑などの様々なスキャンダルに見舞われて支持率は低迷した。CDU/CSU、SPDに支持率で追い越され苦戦を強いられたまま、総選挙を迎えることとなった。 9月26日に行われた総選挙では、失速したとはいえ若者を中心に支持を集めて党史上最高となる14.8%の得票率で躍進し、118議席を獲得して議会第3党の座に着いた。11月24日にはドイツ社会民主党、自由民主党との連立政権樹立で合意した。 2022年1月29日、緑の党は共同党首として2人を選出した。副党首を務めてきた28歳女性のリカルダ・ラングと、イラン出身で外交政策を専門とするオミット・ノウリポアーが就任した。
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