2020年発見の中国写本とは? わかりやすく解説

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2020年発見の中国写本

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/16 09:42 UTC 版)

論語義疏」の記事における「2020年発見の中国写本」の解説

2020年、6〜7世紀初めに中国書かれと見られる写本一部(子罕篇の一部郷党篇の全体)が日本確認された。この写本は、2017年慶應義塾大学古書店から購入し2018年以降調査進めてきたものである字体から、隋以前写本であり、遣隋使、または遣唐使によって日本もたらされたものだと考えられている。また古代藤原氏印が押されていることや、藤原貞幹の『好古雑記』には壬生家所蔵していたという記載があることから、日本長く伝来してきた書物であると言える。 この本は、『論語』の伝世最古写本であるとともに仏典以外のまとまった紙の写本では現存最古級とされている。また、中国書写された本であり、邢昺論語正義』が混じっていないという点で、上記日本抄本とは一線を画している。

※この「2020年発見の中国写本」の解説は、「論語義疏」の解説の一部です。
「2020年発見の中国写本」を含む「論語義疏」の記事については、「論語義疏」の概要を参照ください。

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