2018年の偽フォロワーの追放
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「Twitterにおける凍結」の記事における「2018年の偽フォロワーの追放」の解説
2018年7月11日、ニューヨーク・タイムズは、プラットフォームの信頼性を高めるために、Twitterが偽フォロワーのアカウントの削除を開始すると報じた。 偽フォロワーのアカウントの問題は、2016年にロシアの荒らしユーザーが、正当なアカウントであるかのように見せかけるために、人間によるアカウントとロボットによるアカウントの両方を使用し、同年の米国選挙への干渉を目的として、組織的に米国の有権者にTwitterで呼びかけを行った際に大きな問題として明るみに出た。 これらのアカウントの閉鎖の前後に、一部の有名人や著名人はかなりの数のフォロワーを失った。多数のフォロワーを失ったアカウントには、ジャスティン・ビーバー、エレン・デジェネレス、ジャック・ドーシー、レジェップ・タイイップ・エルドアン、アリ・フライシャー、フランシスコ(ローマ教皇)、レディー・ガガ、アリアナ・グランデ、キャシー・アイアランド、ポール・カガメ、アシュトン・カッチャー、ニューヨーク・タイムズ、シャキール・オニール、バラク・オバマ、ケイティ・ペリー、ラーニア(ヨルダン王妃)、リアーナ、クリスティアーノ・ロナウド、テイラー・スウィフト、ドナルド・トランプ、ツイッター自身、バラエティ誌、キム・カーダシアン、オプラ・ウィンフリー、YouTubeが含まれる。 当時のドナルド・トランプ米大統領は、Twitterなどのソーシャルネットワークは共和党と保守的なユーザーを「完全に差別している」と述べた。TwitterとそのCEOであるジャック・ドーシーは、フォロワー数の減少は、スパムとボットアカウントを削減するためのプラットフォームの取り組みの一環であると明言した。ドーシー自身のアカウントは、この追放で約23万人のフォロワーを失った。 2018年7月27日、Twitterの株価は20.5%(60億ドルに相当)減少し、ある市場アナリストはさらに下がる可能性があると述べた。ユーザーベースは3億2600万人から3億2500万人に減少した。
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