2015年前後の受験者数の動向
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「中国語検定」の記事における「2015年前後の受験者数の動向」の解説
2015年10月30日、当該検定試験の海外会場の一つである西安交通大学国際教育学院において講演会が実施され、日本中国語検定協会の上野恵司理事長が講演し、この中で受験者数の動向等について言及している。それによると、年間受験者数は2012年に6万人に達したが、以降は減少傾向にあり、その後数年間の年間受験者数は4万人である。減少の主な原因は、日中両国間の政治的緊張の高まりによる学習者の中国語離れにあると考えられるが、2015年前後の緊張緩和ムードを反映してか学習者数に回復の兆しがみられ、当講演時の直近の2回(第85回、第86回)の受験者数はほぼ前年同年期なみである。2015年前後から見られるようになった顕著な傾向として、準1級と1級の受験者に占める日本国内在住の中国語ネイティブの比率が高まっていることが挙げられる。中検の合格証書が日中・中日の翻訳、通訳能力を有することの証明にもなるからである。
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