2011年度以後の変化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 08:54 UTC 版)
2011年度は、衛星放送再編やテレビジョン放送の完全デジタル化により、デジタル時代を踏まえた大規模な改編の実施が行われた。要点は以下の通り。 幼稚園向けは学校放送としては廃止、朝夕の幼児・子供ゾーン(Eテレキッズ)に統合。 朝のテレビ放送は9:00-10:15に短縮し、全番組が小学校向けとされた。また2011年度からの新番組はインターネット利用などを考慮し、全て10分枠番組となっている。 NHK学園高校の授業を放送する「NHK高校講座」も14時台に移動。新作番組は20分に枠を削減し、従前は特集番組の形で扱っていた芸術科の授業放送を定時化。従前は「音楽I」のみラジオ第2で放送していた。 深夜時間帯に「学校放送ライブラリー」を再設し、新番組との連携を強化。 衛星波は、BS2の廃局により枠全廃。 NHK佐賀放送局では、開局70周年を記念して「めざせ!佐賀博士」というローカル教育番組(小学校3・4年社会科)を制作した。 2013年度は、Eテレの夕方15時30分から15時40分に、学校から帰宅した学童に視聴してもらいやすくするため、毎日1本ずつ学校放送を編成。また、ラジオ第2で放送していた小学校向けの「おはなしの旅」が廃止となったため、同チャンネルの学校放送は曜日を拡大した「お話でてこい」(幼稚園・小学校低学年向け)のみとなり、実質小学校以上に向けた学校向け放送が全廃となった。(2014年度は月-水曜となり、木・金曜は一般向け教養番組が組まれたため学校放送がなくなった)
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