2009年の集団万引き事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/12 02:26 UTC 版)
「磐田西高等学校万引き事件」の記事における「2009年の集団万引き事件」の解説
静岡県立磐田西高校で生徒の万引き疑惑が浮上したのは2009年(平成21年)11月、ある保護者から「息子の友達が、量販店で万引きをしたらしい」との情報が寄せられたことが発端である。該当する当時2年男子に話を聞いたところ万引き行為を認め、そこから同校での万引きの実態が判明していった。 教員が生徒一人一人から聞き取りを始めると「自分も万引きしたことがある」「人がしているのを見た」という証言が相次ぎ男子生徒72人が関与したことが発覚。10回以上繰り返した生徒は13人いた盗品と知りながら受け取った生徒が3人おり、盗んだ額は最も多い生徒で3万円にのぼった。 最も万引きが頻発したのは校内のパン売り場であった。昼時になると一斉に生徒が押し寄せたが、業者の店員1人で対応していたので、金を払うことなく、店先のパンをつかんで持ち帰るという手法が横行していた。47人の生徒が"持ち逃げ"を告白したという。パンで味をしめ、校外のコンビニや量販店でパンや菓子、たばこ、文具、CDを万引きをするようになった。監査委員は校長に、3カ月以内に改善状況を報告するよう求めた。
※この「2009年の集団万引き事件」の解説は、「磐田西高等学校万引き事件」の解説の一部です。
「2009年の集団万引き事件」を含む「磐田西高等学校万引き事件」の記事については、「磐田西高等学校万引き事件」の概要を参照ください。
- 2009年の集団万引き事件のページへのリンク