2003–2011: メジャーデビューまで
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2003年16歳の時、自身初のミックステープ『Youngest Head Nigga in Charge(Hub City Threat: Minor of the Year)』をK-Dotというステージネームでリリースした。ミックステープは地元で注目を集め、当時設立されたばかりのカリフォルニア州カーソンを拠点とするインディーズレーベル、Top Dawg Entertainmentとの契約につながった。 2008年、レーベルメイトであるJay Rockのデビューシングル「All My Life(In the Ghetto)」のミュージックビデオに出演するなど、活動の幅を広める。アメリカンヒップホップのスターであるLil Wayneから認められ、Lil Wayneの「Tha Carter III」のテーマに合わせて構成した自身3枚目のミックステープ『C4』を2009年にリリースした。その後すぐにK-Dotというステージネームを改め、本名である「Kendrick Lamar」として活動していくことを決める。2009年、『Kendrick Lamar EP』をリリース。 2010年、Top Dawg Entertainmentを介して『Overly Dedicated』を デジタルリリースし、オンラインで無料配信した。曲は順調に売上を伸ばし、ビルボードチャート「トップR&B/ヒップホップアルバム」の72位を記録。ヒップホップの現役プレイヤーでプロデューサーでもあるDr.Dreは、YouTubeで同曲のミュージックビデオを観た後、ケンドリックと仕事をしたいと思ったという。これをきっかけにケンドリックはDr.DreのレコードレーベルであるAftermath Entertainmentと契約することになった。 2011年初旬、若手アメリカンラップアーティストの登竜門ともいえる、XXL誌の「Top 10 Freshman Class」に選出され、表紙を飾った。1stアルバム『Section.80』がリリース。テレビやラジオで宣伝することなく販売され、初週5,300枚を売り上げ好評を得た。2011年8月、ウエストコースト出身のラッパーのSnoop Dogg、Dr.Dre、The Gameらとウエストロサンゼルスコンサートに出演した際、3人から「西海岸の新王者 (New King of the West Coast)」に指名された。
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