2標準緯線型とは? わかりやすく解説

2標準緯線型

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/26 07:48 UTC 版)

ランベルト正角円錐図法」の記事における「2標準緯線型」の解説

座標原点極点にとり、極点から赤道へ向かう方向正方向とした中央経線X軸設定し当該中央経線経度をλ0 とするとき、2つ標準緯度 φ1、φ2 に対して緯度 φ、経度 λ の点を x = r ( φ ) cos ⁡ k ( λ − λ 0 ) , y = r ( φ ) sin ⁡ k ( λ − λ 0 ) {\displaystyle x=r(\varphi )\cos k(\lambda -\lambda _{0}),\quad y=r(\varphi )\sin k(\lambda -\lambda _{0})} r ( φ ) = N ( φ 1 ) cos ⁡ φ 1 k exp ⁡ { k ( q ( φ 1 ) − q ( φ ) ) } {\displaystyle r(\varphi )={\frac {N(\varphi _{1})\cos \varphi _{1}}{k}}\exp \left\{k(q(\varphi _{1})-q(\varphi ))\right\}} に投影する。ただし、 k = 1 q ( φ 1 ) − q ( φ 2 ) ln ⁡ ( N ( φ 2 ) cos ⁡ φ 2 N ( φ 1 ) cos ⁡ φ 1 ) {\displaystyle k={\frac {1}{q(\varphi _{1})-q(\varphi _{2})}}\ln \left({\frac {N(\varphi _{2})\cos \varphi _{2}}{N(\varphi _{1})\cos \varphi _{1}}}\right)} であり、 q ( φ ) {\displaystyle q(\varphi )} 及び N ( φ ) = a / 1 − e 2 sin 2 ⁡ φ {\displaystyle N(\varphi )=a/{\sqrt {1-e^{2}\sin ^{2}\varphi }}} は、それぞれ緯度 φ に対す等長緯度及び卯酉線曲率半径である。 このとき、縮尺係数 m は m = r ( φ ) N ( φ 1 ) cos ⁡ φ 1 r ( φ 1 ) N ( φ ) cos ⁡ φ = r ( φ ) N ( φ 2 ) cos ⁡ φ 2 r ( φ 2 ) N ( φ ) cos ⁡ φ {\displaystyle m={\frac {r(\varphi )N(\varphi _{1})\cos \varphi _{1}}{r(\varphi _{1})N(\varphi )\cos \varphi }}={\frac {r(\varphi )N(\varphi _{2})\cos \varphi _{2}}{r(\varphi _{2})N(\varphi )\cos \varphi }}} と表され緯度 φ1、φ2 上における縮尺係数は同じ1となり、その間小さくなる2つ緯度指定して縮尺ばらつきある程度抑えられるので、比較的広い範囲対象とする場合通常こちらが使われる

※この「2標準緯線型」の解説は、「ランベルト正角円錐図法」の解説の一部です。
「2標準緯線型」を含む「ランベルト正角円錐図法」の記事については、「ランベルト正角円錐図法」の概要を参照ください。

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