卯酉線とは? わかりやすく解説

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ぼうゆう‐せん〔バウイウ‐〕【××酉線】

読み方:ぼうゆうせん

《卯は東、酉は西の意》天球上で天頂通り子午線(しごせん)と直角に交わる大円卯酉圏。→子午線


卯酉線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/06/24 13:56 UTC 版)

卯酉線(ぼうゆうせん、Prime vertical)とは線上の任意の接ベクトルが特定の子午線上の任意の接ベクトルと直交する仮想的な線である。東西圏とも称する[1](東)と(西)とを結ぶ線であることからこの名がつけられた。特定の子午線との交点でのみ接ベクトルが直交する緯線(平行圏)とは異なる概念であり、注意を要する。

地球真球とみなしたとき、任意の卯酉線は大円となるが、実際には地球は回転楕円体扁球)により近い形状をしているため、赤道以外の卯酉線は大円とはならない。これに対し、地球を真球・回転楕円体のどちらとみなすかに関係なく、赤道以外の緯線は大円にはなり得ない。

脚注

  1. ^ この場合の「」は『輪』(circle)という意味である。

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