2ワイヤーインターカムとは? わかりやすく解説

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2ワイヤー(2W)インターカム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/06/01 01:15 UTC 版)

インターカム」の記事における「2ワイヤー(2W)インターカム」の解説

音声送り戻りを共通の2本の導体利用して電話様に同時送受信を可能とした音声通信システムである。電話のパーティーラインの様に多人数同時通話できるので、パーティーラインと呼ぶ場合もある。接続多数の子機を並列接続していくが、最終的には1台もしくは複数台の電源供給装置接続されていなければならない自分の声の送りと他のユーザーからの音声は同じラインなので、自分の声(サイドトーン)が大変強くヘッドセットから聞こえてしまう。このため一般的に2ワイヤー・インターカムでは、マイク拾った自分の声と、通信ライン送り出して受信音声としてラインから拾い上げた自分音声互いに逆相にしてミックスし自分の声が小さくなる様に細工している。逆相成分同相成分と同じ場合がもっと自分音声小さくなるので、サイドトーン調整用のボリューム調整する。ただし、サイドトーンを全くなくしてしまうとインターカム実際に働いているかの確認が困難となるので、サイドトーンは少し残しておくのが一般的な調整方法である。多数の子機を接続していくとライン受信レベルが下がり、逆相ミックスバランス変化してサイドトーンが増大するので、セッティングごとにサイドトーンを調整するのが好ましい。

※この「2ワイヤー(2W)インターカム」の解説は、「インターカム」の解説の一部です。
「2ワイヤー(2W)インターカム」を含む「インターカム」の記事については、「インターカム」の概要を参照ください。

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