1990年代以降の日本からの韓国への引渡し・寄贈
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/18 16:11 UTC 版)
「朝鮮半島から流出した文化財の返還問題」の記事における「1990年代以降の日本からの韓国への引渡し・寄贈」の解説
1990年代以降も、韓国は日韓基本条約時の「当時の調査から漏れていた」として、「略奪」された他の文化財の「返還」を求めており、韓国併合時代に朝鮮総督府や個人収集家によって朝鮮王室儀軌をはじめ多数の文化財が日本へと不法に流出したと主張しており、韓国政府や市民団体は日本へそれらの「返還」を強く求めている。 1991年、故李方子(英親王妃)に由来する服飾等の譲渡に関する日本国政府と大韓民国政府との間の協定が成立し、朝鮮王朝最後の皇太子妃李方子の服飾などが韓国政府に譲渡された。 1996年には山口県立山口女子大学が寺内文庫を韓国の慶南大学に寄贈した。 2005年には靖国神社は北関大捷碑を韓国に引渡し、翌年かつて設置されていた北朝鮮に引き渡された。
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