1980年代後半~1990年代前半: 4-4-2/4-3-3
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 09:24 UTC 版)
「サッカーのフォーメーション」の記事における「1980年代後半~1990年代前半: 4-4-2/4-3-3」の解説
80年代の後半にはアリゴ・サッキ率いるACミランが欧州を席巻した。サッキはプレッシングの発明と共にゾーンプレスをチームに導入した。ゾーンはピッチの地域を選手ごとに分担して守る方法であり、ピッチの横幅を担当する人数は、ピッチの広さと人数の関係から4人に収まった。DFラインとMFに4人ずつ並べて4×4の守備ブロックが構成された。残りの2人のフィールドプレーヤーの内一人はFWの位置に置くので、もう一人をFWに置けば4-4-2、アンカーに置けば4-3-3、トップ下に置けば4-2-3-1の形へと変化した。またこのシステムはサッキと相思相愛の師弟関係にあるカルロ・アンチェロッティが率いた、2014年に「デシマ」や公式戦22連勝を達成し史上最強とも称されたレアル・マドリードがボールを支配する形で使用し、サッキとは監督として対照的なスタイルのヨハン・クライフすら認めた。
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