1976年の優勝
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/15 15:56 UTC 版)
「デイブ・コーウェンス」の記事における「1976年の優勝」の解説
1975-76シーズンを前にフェニックス・サンズとトレードを交わし、控え選手だったポール・ウェストファルとドラフト指名権をサンズに送り、得点力を持ったガード、チャーリー・スコットを獲得したセルティックスは、5年連続カンファレンス1位となる54勝28敗の成績を記録。コーウェンスは平均19.0得点16.0リバウンド4.2アシストの成績を残し、オールNBA2ndチームとオールディフェンシブ1stチームに選ばれた。なお、このシーズンにセルティックスはコーウェンス、ジョン・ハブリチェック、ポール・サイラスの3人をオールディフェンシブ1stチームに送り込んでいる。プレーオフではカンファレンス準決勝でバッファロー・ブレーブス、カンファレンス決勝でクリーブランド・キャバリアーズを破り、2年ぶりにファイナルに進出した。 ファイナルで待っていたのは、シーズン前にトレードを行ったフェニックス・サンズだった。セルティックスの54勝に対し、サンズは42勝とその力の差は歴然だったが、元セルティックスの控え選手だったウェストファルの活躍でサンズが健闘を見せ、シリーズ最初の4試合を各々2勝ずつ分け合った状況でボストン・ガーデンでの第5戦を迎えた。しばしばファイナル史上最高の試合と称される第5戦を、トリプルオーバータイムの末に128-126で制したセルティックスは、続く第6戦も87-80で勝利し、シリーズ4勝目を奪取。セルティックスは13回目の、コーウェンスにとっては2回目の優勝を決めた。
※この「1976年の優勝」の解説は、「デイブ・コーウェンス」の解説の一部です。
「1976年の優勝」を含む「デイブ・コーウェンス」の記事については、「デイブ・コーウェンス」の概要を参照ください。
- 1976年の優勝のページへのリンク