120フィルム使用のカメラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/24 08:37 UTC 版)
「レオタックスカメラ」の記事における「120フィルム使用のカメラ」の解説
良心的な作りで信頼できる優秀カメラであった。 セミレオタックス(1940年発売、1948年再発売) − 6×4.5cm判のスプリングカメラ。ツァイス・イコンのセミネッターをモデルにした。レンズはリーゼF4.5で、後にF3.5に大口径化された。シャッターはプロンター型トリオで、セルフタイマーはついていない。自動巻止め装置はついている説とついていない説がある。1949年にシンクロ装置とセルフタイマーがついた。 セミレオタックス(1950年または1951年発売)/セミレオタックスDL(1953年正式に命名) − 6×4.5cm判のスプリングカメラ。タスキ部分が3本構成イコンタ式の丈夫なものに改められ、ファインダーにパララックス補正機構が付いた。当初は特別名前がなく、区別の必要上雑誌によって「セミレオタックスDL」とされ、1953年に正式に命名された。DLはデラックスの意。フィルム巻き上げに自動巻止めはなく赤窓式。 セミレオタックスDL-II(1951年または1952年発売)/セミレオタックスR(1953年正式に命名) − 6×4.5cm判のスプリングカメラ。レンズは東京光学機械(現トプコン)のトーコー75mmF3.5。単独距離計付。当初は特別名前がなく、区別の必要上雑誌によって「セミレオタックスDL-II(距離計付き)」とされ、1953年に正式に命名された。1955年12月頃生産が打ち切られた。
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