100,000ウォン紙幣の発行断念
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 03:39 UTC 版)
「大韓民国ウォン」の記事における「100,000ウォン紙幣の発行断念」の解説
しかし、100,000ウォン紙幣の図案に関して論争が起き(裏面の朝鮮半島の古地図・大東輿地図に、本来描かれていなかった独島(竹島)を記載するか否かの問題もあったが、表面の肖像に予定されていた独立指導者の金九に関して、南北統一政府を主張して李承晩らと確執を繰り広げたことから『最高額面の紙幣にふさわしい人物かどうか』が、保守派から提起され激論となったことが大きい)、2009年1月22日、韓国銀行は100,000ウォン紙幣発行推進計画を中止すると発表した。 ただ、50,000ウォン紙幣も日本円で4,000円弱程度の価値(発行当時)でしかなく、今後再び100,000ウォン紙幣の発行論議が再燃する可能性があるが、高額な買い物に対しては、所得控除制度がある「クレジットカード決済」が当たり前であり、高額紙幣が新規発行される目処が立たない状況が続いている。
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