10時間目「輝き GLANZ」(2007)
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「クラング (シュトックハウゼン)」の記事における「10時間目「輝き GLANZ」(2007)」の解説
ファゴット、ヴィオラ、クラリネットのための三重奏だが、一部でオーボエ、トランペット、トロンボーン、チューバが加わる。曲中で演奏者たちによって唱えられる言葉は「Gloria in excelsis Deo et in terra pax hominibus bonae voluntatis(天のいと高き所には神に栄光、地には善意の人に平安あれ)」。演奏時間は約40分。 7人の演奏者を必要とする、連作中最大の編成の作品である。ただし、全員が同時に演奏する箇所は無い。6時間目「美」の構造をそのままファゴット、ヴィオラ、クラリネットの三重奏でなぞるが、途中3カ所の挿入句でそれぞれオーボエ、トランペットとトロンボーン、チューバが登場する。各挿入句では、これらの楽器が主導的な役割を担う。
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