トリアゾール
1,2,4-トリアゾール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/12 17:33 UTC 版)
![]() |
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。(2021年5月)
|
1,2,4-トリアゾール | |
---|---|
![]() |
![]() |
1H-1,2,4-トリアゾール |
|
別称
1,2,4-トリアゾール、ピロジアゾール
|
|
識別情報 | |
CAS登録番号 | 288-88-0 |
PubChem | 9257 |
|
|
特性 | |
化学式 | C2H3N3 |
モル質量 | 69.0654 |
外観 | 白色固体 |
融点 | 120-121 ℃ |
沸点 | 260 ℃ |
水への溶解度 | 溶けやすい |
酸解離定数 pKa | 2.2 |
塩基解離定数 pKb | 10.3 |
危険性 | |
引火点 | 140 ℃ |
関連する物質 | |
関連物質 | 1,2,3-トリアゾール イミダゾール |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
1,2,4-トリアゾール(1,2,4-Triazole)はトリアゾールと呼ばれるC2H3N3という分子式を持つ化合物の1つで、炭素原子2個と窒素原子1個からなる五員環を持つ。1,2,4-トリアゾールは芳香族性を持つ複素環式化合物である。
フルコナゾールやイトラコナゾールなどの抗真菌薬の骨格となっている。
1,2,4-トリアゾールはイミドとアルキルヒドラジンからEinhorn-Brunner反応で、もしくはアミドとヒドラジドからPellizzari反応で合成される[1]。
関連項目
出典
- ^ Potts, K. T. Chem. Rev. 1961, 61(2), 87-127. (Review)
1,2,4-トリアゾール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/10 05:15 UTC 版)
「トリアゾール」の記事における「1,2,4-トリアゾール」の解説
詳細は「1,2,4-トリアゾール」を参照 アインホルン・ブルーナー反応によってイミドとアルキルヒドラジンから合成される。また1,3,4-オキサジアゾールと一級アミンを加熱することで、1-置換体を合成することが可能である。抗真菌剤のフルコナゾール、イトラコナゾールなど、いくつかの医薬品がこの構造を含む。
※この「1,2,4-トリアゾール」の解説は、「トリアゾール」の解説の一部です。
「1,2,4-トリアゾール」を含む「トリアゾール」の記事については、「トリアゾール」の概要を参照ください。
- 1,2,4-トリアゾールのページへのリンク