あきた平良【アキタタイラ】(野菜)
登録番号 | 第11369号 | |
登録年月日 | 2003年 8月 19日 | |
農林水産植物の種類 | かぶ | |
登録品種の名称及びその読み | あきた平良 よみ:アキタタイラ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 秋田県 | |
品種登録者の住所 | 秋田県秋田市山王四丁目1番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 椿信一、佐野広伸、佐藤孝夫、鈴木基、三澤土志郎、飯塚文男 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、(在来種「平良かぶ」×欧州かぶ「77b」)に「平良かぶ」を戻し交配して育成されたものであり、草姿は中で、根は白色で長、す入りがやや早の漬物向きの品種である。草姿は中、子葉の色は緑、胚軸の色は緑である。葉数は中、葉形は長倒卵、葉縁の切れ込みは浅裂、葉面の波打ちは少、葉の大きさは中、色は緑、色素は無である。葉柄又は中肋の形はやや丸味、幅はやや太である。根形は長、根尻部の形は流れ、抽根性はやや大、根の太さは細、色(基本色)は白、色(補充色)は淡緑、肉色は白、根重はかなり軽、す入りはやや早、T/R率は大である。早晩性は早生、抽だい性はやや晩、肉の緻密性は粗、根こぶ病抵抗性は強である。「平良かぶ」と比較して、葉面の波打ちが少ないこと、根こぶ病抵抗性が強いこと等で、「東京長かぶ」と比較して、葉縁の切れ込みが浅いこと、根尻部の形が流れであること、根こぶ病抵抗性が強いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成2年に秋田県農業試験場(秋田市)において、在来種「平良かぶ」に欧州かぶ「77b」を交配し、4年までに「平良かぶ」を花粉親として3回戻し交配を行い、その実生の中から選抜、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「あきた平良かぶ」であった。 |
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