きらんそう (金瘡小草)









●わが国の本州以南から朝鮮半島や中国、東アジアに広く分布しています。道ばたや丘陵などに生え、茎は地面を這って広がります。茎は丸く、倒披針形の葉には粗い鋸歯があります。3月から5月ごろ、葉腋に濃い紫色の唇形花を数個咲かせます。別名で、「じごくのかまのふた(地獄の釜の蓋)」とか「こうぼうそう(弘法草)」、「いしゃごろし(医者殺し)」と呼ばれます。昔から漢方薬として、咳止めや健胃薬として用いられてきました。名前は、中国名が転じたもの。
●シソ科キランソウ属の常緑多年草で、学名は Ajuga decumbens。英名は Creeping bugleweed, Kiransou。
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