YRSE2号【YRSE2ゴウ】(野菜)
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登録番号 | 第11854号 |
登録年月日 | 2004年 3月 9日 | |
農林水産植物の種類 | キャベツ | |
登録品種の名称及びその読み | YRSE2号 よみ:YRSE2ゴウ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 長野県 | |
品種登録者の住所 | 長野県長野市大字南長野字幅下692の2 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 土屋宣明、芹澤啓明、塚田元尚、臼井冨太 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「YRSE」の雌系を母系とし、「若峰」の自殖系後代を父系とする交雑品種であり、葉はやや濃緑色でろう質がやや多く、球形はやや偏で収穫期がやや早く、萎黄病抵抗性を有する品種である。草姿は中、子葉の色は緑、はい軸の色は黄緑、茎の長さはやや短、葉形はやや広円、葉の大きさは中、葉色はやや濃緑、ろう質はやや多、葉縁の波うちはやや少、葉面の波うち、凹凸及び葉脈の鮮明さは中、葉柄の形はやや偏、長さは短である。球形はやや偏、球重はやや小、かぶりは2枚、中肋の形は中、球面の色は緑、芯長は中、球のしまりはややしまる、球の露出性はやや僅、裂球・変質はやや晩、収穫期はやや早、萎黄病抵抗性は高、根こぶ病抵抗性は弱である。「YRSE」と比較して、葉色が濃いこと、球形が扁平であること等で、「若峰」と比較して、葉色が淡いこと、葉柄の長さが短いこと、球面の色が淡いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、「YRSE」の雌系を母系とし、「若峰」の自殖系後代を父系とする交雑品種であり、平成10年に長野県野菜花き試験場のほ場(長野市)において交配組合せ検定試験を実施し、11年から特性の調査を行い、12年に目標とする特性であることを確認して育成を完了したものである。 |
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