NOW 関数
適用対象: Microsoft Excel 2010, Excel Web App, SharePoint Online for enterprises, SharePoint Online for professionals and small businesses
説明
現在の日付と時刻に対応するシリアル値を返します。関数が入力される前に、セルの表示形式が [標準] であった場合、セルの書式は、地域の設定の日付と時刻の書式に合わせて変更されます。リボンの [ホーム] タブにある [数値] のコマンドを使用して、セルの日付と時刻の書式を変更できます。
NOW 関数は、現在の日付と時刻をワークシートに表示したり、現在の日付と時刻に基づいて値を計算し、ワークシートを開くたびにその値を更新する必要がある場合に便利です。
メモ 目的どおりにセルの値が更新されないときは、ブックまたはワークシートが再計算されるタイミングを制御する設定の変更が必要な場合があります。Excel デスクトップ アプリケーションの場合、これらの設定はコントロール パネルで変更できます。
書式
NOW()
解説
- Excel では、日付を連続したシリアル値として処理することで、日付の計算が行われています。既定では、1900 年 1 月 1 日がシリアル値 1 として保存されます。2008 年 1 月 1 日は 1900 年 1 月 1 日から 39,447 日後に当たるので、シリアル値は 39,448 になります。
- シリアル値の右側 (小数部) は時刻を、左側 (整数部) は日付を表します。たとえば、シリアル値が 0.5 の場合は、正午を表します。
- NOW 関数の計算結果は、ワークシートが再計算されたとき、またはこの関数を記述したマクロが実行されたときにだけ更新されます。時間の経過と共に自動的に計算結果が更新されることはありません。
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