512M
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/30 09:06 UTC 版)
「フェラーリ・512S」の記事における「512M」の解説
1971年シーズンに向けて、512Sに全面的に改良を施したのが512Mである(Mは「改良された」のイタリア語"Modificato"の頭文字)。既存の512Sの多くも512M仕様へ変更された。 シャシーは構造の見直しにより軽量化され、ボディカウルはポルシェ・917Kと同様に低いノーズからテールへ気流をすくい上げるウェッジシェイプに改装された。エンジンは610HP/9000rpmにパワーアップした。 しかし、1972年より選手権対象が3L以下に変更されることが決まり、512Mの使用期間は1年間のみとなった。フェラーリは312PBの開発に注力するため、512Mを個人チームへ放出した。アメリカのペンスキー・レーシングは独自の改良を施し、選手権に限定出場ながらメーカーチームに匹敵する戦闘力をみせた。
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