鼻摺古墳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/17 00:29 UTC 版)
鼻摺古墳(はなずりこふん)または耳原方形墳は、耳原古墳の南西約270メートルにある古墳。形状は方墳。史跡指定はされていない。これまでに大規模な盗掘に遭っているほか、1960年(昭和35年)・2010年度(平成22年度)に発掘調査が実施されている。 墳形は方形で、一辺約33メートル・高さ約5.5メートルを測る。墳丘周囲には周濠が巡らされており、幅は12メートル(南側)・約7メートル(北・東・西側)、深さは約1.4メートルを測る。主体部の埋葬施設は発掘調査時にはすでに失われており、明らかでない。出土品としては須恵器・瓦器片がある。 築造時期は古墳時代後期-終末期の6世紀-7世紀頃と推定される。
※この「鼻摺古墳」の解説は、「耳原古墳」の解説の一部です。
「鼻摺古墳」を含む「耳原古墳」の記事については、「耳原古墳」の概要を参照ください。
- 鼻摺古墳のページへのリンク