黒田家什宝の寄贈
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 05:57 UTC 版)
長禮は生前、「黒田家什宝は美術工芸品であっても、郷土福岡との関連において役立てるべき歴史的文化財である」との言葉を残しており、彼の没後、黒田家に伝来した宝物や美術品・歴史資料は亡夫の遺志を継いだ茂子夫人により『黒田資料』としてまとめられ、福岡市に寄贈された。『黒田資料』はその後、福岡市東区志賀島出土の『漢委奴国王印』・刀『へし切長谷部』・太刀『日光一文字』(以上3点国宝)や天下三名槍の『日本号』などのように歴史的価値の高いものは福岡市博物館へ、書画など美術的価値の高いものは福岡市美術館へ分けられて収蔵・展示されている。
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