黒川原駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/07 06:47 UTC 版)
黒川原駅(くろかわばらえき)は、かつて愛知県渥美郡田原町(現・田原市)にあった名古屋鉄道渥美線の駅である[注釈 1]。渥美線の終点であった。
注釈
- ^ 新豊橋 - 三河田原間が豊橋鉄道へ譲渡されたのは1954年(昭和29年)10月1日であるが、三河田原 - 当駅間については廃止まで名鉄が継続保有していたため、当駅も廃止まで名古屋鉄道の駅であった。
- ^ 名鉄の戦時中における設備転用は転用元・転用先について諸説あり(名鉄西尾線#歴史、名鉄豊川線#歴史も参照)、渥美線末端区間についても「渥美線高師駅と常滑線大江駅の施設拡張に使用した[3]」説と「豊川市内線国府駅 - 市役所前駅間の建設に使用した[4]」説がある。
- ^ 貨物ホームが別にあるにもかかわらず、上り1番ホームの西側、構内踏切から本線合流部の間付近に貨物列車を配置して、そこから直接詰み込むこともあったという[5]。
出典
- ^ 今尾恵介監修 2008, p. 39.
- ^ 『鉄道統計. 昭和12年度 第3編 監督』(国立国会図書館近代デジタルライブラリー)
- ^ a b c 田原市博物館(編)『渥美線 渥美半島と外界をつなぐ鉄路の物語』田原市博物館、2014年、20頁。
- ^ 加藤安信 編『写真アルバム 岡崎・西尾の昭和』樹林舎、2011年、96頁。ISBN 978-4902731439。
- ^ a b c d e 田原市博物館(編)『渥美線 渥美半島と外界をつなぐ鉄路の物語』田原市博物館、2014年、18頁。
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