黒井 ワタル(くろい ワタル)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/30 00:50 UTC 版)
「並木橋通りアオバ自転車店」の記事における「黒井 ワタル(くろい ワタル)」の解説
並木橋通りにある「黒井探偵事務所」の所長兼探偵。通称は「黒ちゃん」。工一の3つ下。全身を黒ずくめで固めることをポリシーとしており、夏場でもそれを崩さない。元は並木橋警察署に勤務するアウトロー一直線の刑事だった。幼い頃の一件で工一の世話になっており、そのことを一生の恩として心に刻んでいる。犯罪者は当然として悪人や甘ったれには容赦のない性格だが、こと親子の問題となると普段と違って親身に接することが多い。元々は孤児で、その時代の出来事が彼の人生に大きく影響している。昔は町中を自転車で暴走して人々に迷惑をかけることもしばしばであり、そのことから「チャリ暴黒ちゃん」などの二つ名で呼ばれることもある。自転車は「キャノンデール バッドボーイ」で、黒である。初登場時は黒のベスパに乗っていたが事故で全損し廃車、バッドボーイ購入後ののち、ヒバリのボディガードを依頼された際に前金で「ホンダ・Z」(フルチューンした輸出用の600㏄エンジンを搭載)を購入、この車は「ゼロ・ブラック」と呼ばれる純正つや消し黒のカラーリング。作中の登場人物きっての愛煙家で銘柄は「ゴールデンバット」。行きつけのタバコ屋の婆さんからも「あんたの死因は絶対に肺がんだよ」と言われている。
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