黎明会の発足
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その結果、吉野・福田の勧誘状に応じた人々のほかにも入会希望者が集まり、1918年12月23日神田学士会館において、総勢23名の参加をもって創立会を兼ねた第1回例会が開催され、会の結成に至った。ここで承認された会の「大綱三則」は大略次のような内容であった。 日本の国体の学理的解明と、世界人文の発達における日本の使命の発揮。 世界の大勢に逆行する危険な頑迷思想の撲滅。 第一次世界大戦後の新情勢に応じた、国民生活の安定・充実の促進。 創立会の決定により会の活動として月1回の講演会の開催とその内容を記録したパンフレットの刊行が決定された。また1919年6月、会員である麻生久を中心に創刊された『解放』は黎明会と協力関係にあり、会員が論説などを執筆した。
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