魚津御旅屋とは? わかりやすく解説

魚津御旅屋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/30 07:24 UTC 版)

御旅屋」の記事における「魚津御旅屋」の解説

魚津御旅屋(うおづおたや)は、現在の富山県魚津市本町存在した御旅屋。 魚津御旅屋は、北陸道富山湾魚津海岸沿いを通る場所にあり、加賀藩の他に支藩である富山藩大聖寺藩御旅屋であった加賀藩当主である前田綱紀前田治脩がこの地で蜃気楼目撃しており、『魚津古今記』〔1788年天明8年)〕では、加賀藩当主である前田綱紀魚津蜃気楼見て吉兆であると「喜見城」(「きけんじょう」=須弥山頂上忉利天にある帝釈天居城)と名づけたと記されている。前田治脩は、1797年寛政9年4月江戸から金沢への参勤交代帰城道中蜃気楼発見し、その絵(『喜見城之図』)を描かせたと伝えられている。 魚津御旅屋跡は現在「大町海岸公園となっているが、この公園御旅屋跡としての場所が特定でき、歴史的背景もあり、現在も蜃気楼を見ることができる景勝地であることから、2020年令和2年3月10日に、「魚津浦の蜃気楼御旅屋跡)」として国の登録記念物景勝地)に登録されている。

※この「魚津御旅屋」の解説は、「御旅屋」の解説の一部です。
「魚津御旅屋」を含む「御旅屋」の記事については、「御旅屋」の概要を参照ください。

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