魔法事典
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/11 23:12 UTC 版)
「ドラえもんのひみつ道具 (ま)」の記事における「魔法事典」の解説
魔法事典(まほうじてん)は、「魔法事典」(てんとう虫コミックス第37巻に収録)に登場する。 最初は何も書かれていない白紙の本だが、魔法の使い方を好きなように書き込むと、その通りに魔法が使える。使い方は自由で、手などで一定の仕草をとる、呪文を唱えるなど様々に設定できる。呪文にした場合は、その呪文を逆から唱えると効力が消える。また、魔法が書かれたページを破れば、その部分の魔法が無効になる。 この道具の重大な欠点として、魔法を書き込んだ本人でない者が偶然同じ動作をしたり、呪文と同じ言葉を偶然口にしても、本人の意志と関係なく勝手に魔法が発動してしまう。また、使用者が呪文を唱えた後、他の誰かが偶然にその呪文と逆の言葉を口にしても、使用者の魔法の効力が消えてしまう。 使用した魔法と呪文は、以下の通り。 ほうきで空を飛ぶ魔法(最初は「頭を3回かく」だったが、他の人が同じ動作をして魔法が発動してしまったため、「スーイスイ」の呪文に変更された(地面に降りたい時には「イスイース」と唱える)。しかし、これも他の人が偶然に「スーイスイ」と言ってしまい、魔法が発動してしまった) 物を浮かせる魔法(「フーワフワ」と唱える) 透明になる魔法(「イナイイナイ」と唱え、魔法を取り消す時にも「イナイイナイ」と唱える。しかし、近くにいた人が赤ん坊に向かって「イナイイナイバア」と言ったため、魔法の効力が消えてしまった) 綺麗になる魔法(「キレイキレイ」と唱える) 念力で相手を吹き飛ばす魔法(他人に真似されないように長い呪文を設定したが、あまりにも長すぎたため唱えられなかった)
※この「魔法事典」の解説は、「ドラえもんのひみつ道具 (ま)」の解説の一部です。
「魔法事典」を含む「ドラえもんのひみつ道具 (ま)」の記事については、「ドラえもんのひみつ道具 (ま)」の概要を参照ください。
- 魔法事典のページへのリンク