魁種族(さきがけしゅぞく)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/19 06:46 UTC 版)
「モノリス (2001年宇宙の旅)」の記事における「魁種族(さきがけしゅぞく)」の解説
モノリスを作り出した地球外知的生命体。「Firstborn(ファーストボーン)」とも呼ばれる。『3001年終局への旅』のエピローグをのぞいて、作中に直接登場することはない。かつては有機生命体だったが、宇宙の旅を続けるうちに宇宙船に思考機能を乗せた機械生命体、そして放射線生命体を経て純粋なエネルギー生命体へと自らを進化させていった。現在では思うがままに銀河系のあちこちを行き来できるほどの、「神」とも呼べる能力を手にしている。感情などは未だに持ち続けているようである。 銀河系の様々な星で生命の進化や絶滅を促しながら知的生命体の創造を試みており、人類も彼らが実験として、モノリスを用いてヒトザルを進化させた事によって誕生したものとされている。2001年の時点では最も近い物で地球から500光年の地点に存在しており、TMA-1の信号により人類が宇宙に進出した事を知るも、報告の結果から人類を不適格とみなしてモノリスにその殲滅を命じている。信号はあくまで光速であるため、往復に約1000年を要している。
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