おになべな (鬼なべな)
●ヨーロッパから西アジアに分布しています。草地や林縁などに生え、高さは1.8メートルほどになります。茎には細かい剛毛が密生し、葉は披針形で対生します。7月から8月ごろ、茎頂に円筒形の頭花をつけ、薄紫色の花を咲かせます。果穂の小苞片は強靱で、先端が鉤状に曲がり、これがラシャを製造する過程での起毛に使われます。わが国でも大阪の泉州地域で栽培されていたといいます。別名で「ラシャカキソウ(羅紗掻き草)」とも呼ばれます。
●マツムシソウ科ナベナ属の二年草で、学名は Dipsacus fullonum。英名は Teasel。
マツムシソウのほかの用語一覧
スッキサ: | スッキサ・プラテンシス |
ナベナ: | 鬼なべな |
マツムシソウ: | スカビオサ・コルムバリア・ナナ スカビオサ・ルキダ 松虫草 西洋松虫草 高嶺松虫草 |
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