マツムシソウ科とは? わかりやすく解説

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マツムシソウ科

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/04/01 01:23 UTC 版)

マツムシソウ科
クロンキスト体系
マツムシソウ
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 : キク亜綱 Asteridae
: マツムシソウ目 Dipsacales
: マツムシソウ科 Dipsacaceae
学名
Dipsacaceae
Juss. (1789)

本文参照

マツムシソウ科(DipsaceaeまたはDipsacaceae)は、被子植物である。一部木本もあるがほとんどが一年草または多年草である。葉は、単葉のものと羽状複葉のものがある。

形態

花は一見キク科に似た頭状花序であるが、キク科の場合、その外側にのような総苞があるのに対して、マツムシソウ科のものは一般にはこれを持たない。また、雄蘂が互いに融合しないのもキク科との違いである。

花序の中にも鱗片状またはとげ状の苞葉のあるものがある。オニナベナ(チーゼル、ラシャカキグサ)はこれを利用して、古くから織物の起毛用に使われ、現在でもカシミアなどの柔らかい風合いを出すために使われる。

ユーラシアとアフリカ北部の亜熱帯から温帯にかけて、9属250種あまりが分布し、日本にもマツムシソウ、ナベナなどが自生する。

利用

花の美しいものもかなりあり、とくにセイヨウマツムシソウ(スカビオサ)はタネが市販されているが、やや栽培しにくい。

外部リンク

オニナベナ






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